そらどまの家SORADOMA NO IE

先人の知恵と最新技術を結集した
「そらどま」+「呼吸する家」=「そらどまの家」

概要

「そらどまの家」は、一般社団法人エコハウス研究会が提唱している家づくりの考え方。ひとつのシステムを一律に普及させるフランチャイズとは異なり、その土地や地域の気候にふさわしいきめ細やかなパッシブ住宅を提案しています。信州で唯一、そらどまの家プロジェクトに参加しています。

「呼吸する家」「断熱だけでなく遮熱する家」「調湿する家」などの考えをベースに、蓄熱・遮熱・気化熱をうまく利用した古民家の知恵と、エコ先進国であるヨーロッパの最新技術までうまく取り込みながら、自然と共生する健康住宅/現代にあった新しい家づくりに挑戦しています。

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そらどまの家の特長

  • 「そらどま」は 太陽と地球が住まいと暮らしをやさしく包みます。 地球の恵みの素は、太陽の熱。その熱は、1億5千万㎞を駆け抜けてきた輻射熱です。 「そらどま」はその輻射熱を住まいに採り入れ、その輻射熱で採暖採涼をします。 太陽の恵み「そら」の熱と地球の恵み「どま」の熱を両手両足を背一杯広げて受取る仕組みです。 そして、人と住まいの健康の素「呼吸する家」をつくります。

    「そらどまの家」の理想は、空気を動かすエアコンではなく、空気を動かさずに直接暖房と冷房を行う「輻射式」冷暖房です。
    太陽の熱は、伝導するものが宇宙になくても地球に注がれています。それは、振動するエネルギーとして伝わってくるものです。遠赤外線ともいわれています。熱源はいろいろな選択がありますが、冷暖房の両方を可能にするのはヒートポンプです。

    室内の空気を常にきれいに保ち、湿気を壁内に留まらせない「呼吸する壁」、建物の周囲をコンクリートやタイルで覆わないことで気化熱による温度上昇を防ぎ夏に涼しい風を呼び込むなど、遮熱と調湿を活かした、さまざまな知恵が生きた住宅を作ります。

  • 「土間は夏涼しく、冬は暖かかった」そんなお年寄りからの言葉が響きます。南北を大きく移動しない動物たちのほとんどは、冬の寒さから身を守るために竪穴や横穴に入り地球の地熱の加護を受けていました。 この温かい地中熱を見出せなかった動物たちは、冬の寒さに負けて土に帰っていったに違いありません。私たちの祖先は越冬にことごとく成功していたのです。 すぐに電気や石油・ガスで、人工的に熱をつくり自分たちの都合の良い環境を得ようとした結果は、地球の温暖化を急速に加速してしまったのです。本来、人間は愚かさよりも賢さが上回ってきたはずです。